バリスタの間で人気が高まっているボトムレスポルタフィルター。通常のポルタフィルターとの違いと、なぜ多くのプロや愛好家が使っているのかを解説します。
ボトムレスポルタフィルターとは
通常のポルタフィルターは底面にスパウト(注ぎ口)がついていますが、ボトムレスポルタフィルターはこの底面をカットして、フィルターバスケットの底が露出しています。抽出中にコーヒーが落ちる様子を直接見ることができます。
メリット
1. 抽出の診断ツール
最大のメリットは、抽出の品質を目で確認できること。均一にタンピングできていれば、バスケット全体から均一にコーヒーが流れ出します。偏りがあれば、グラインドやタンピングに問題があることが一目で分かります。
2. よりクリアな味わい
スパウトを通さないため、コーヒーとスパウト内壁の接触がなく、わずかにクリアな味わいになるとされています。
3. より多くのクレマ
スパウトでクレマが壊れることがないため、より豊かなクレマが楽しめます。
4. 見た目の美しさ
バスケット底面からコーヒーが滴り落ちる様子は非常に美しく、コーヒー好きにはたまらない光景です。
対応マシンの確認
ボトムレスポルタフィルターは、マシンのグループヘッドに合ったものを選ぶ必要があります。
- E61グループヘッド — Rocket, Quick Mill, Lelit等の多くのマシンに対応
- Nuova Simonelli専用 — Oscar等のNuova Simonelliマシン用
- Ponte Vecchio専用 — Ponte Vecchioレバーマシン用
おすすめボトムレスポルタフィルター
使い方のコツ
- 最初は飛び散り注意。タオルを敷いて練習しましょう
- チャネリング(偏った流れ)が見えたら、グラインド設定やタンピング圧を見直す
- 理想は「マウステール」と呼ばれる、中央に一本の流れが集まる状態



